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【開催レポート】HIRAKU書店ミニイベント「本づくりの舞台裏:『商店街×コミュニケーション-東京杉並・和田商店街と応援団わだっちの挑戦』を題材に」

2024-03-21
Written by:
HIRAKU IKEBUKURO 運営チーム
Photography:
Thanks:

1/20、「HIRAKU書店」の取りまとめ役をさせていただいている渡辺由美子(編集者)とゲストの 西本 則子 さん(マーケティングプランナー・消費生活アドバイザー)によるトークイベントを開催しました。

HIRAKU書店内のオーナー(棚主)主催ミニイベントシリーズの第4弾です。

本書は、高齢化や商環境の変化に悩む店主たちと、出産して初めて地域に目が向いたものの個人商店は敷居が高いという育休中の女性たちがタッグを組んで「商店街活性化」とまちづくりに取り組んだ10年間の活動記録です。

この「親子で街デビュープロジェクト」の仕掛け人である西本さんにとって、本書は初の著書となりました。

「『あるものを活かして、次の世代が自分たちで欲しい暮らしをつくる経験』を取り戻したい」

「誰もが参加できるマーケティングを使えば、住民参加で課題解決がしやすくなるはず」

「そのためには、昔ながらの商店街と若い新住民をつなぎ関係の質を上げるコミュニケーションが肝」

…という問題意識を持っていた西本さん。

縁もゆかりもなかった和田商店街(杉並区)でどのようにプロジェクトをスタートさせ、どんな実践を積み重ねていったのかを紹介しつつ、本を書こうと思い立った理由や出版後の成果について、率直に語ってくださいました。

また、渡辺からは、まず本をつくる流れや編集者の仕事についての基礎知識をご紹介。

続いて、西本さんから出版のご相談をいただき刊行に至るまでの約4年間を振り返りつつ、「面白い原稿とは」「渡辺から見た『親子で街デビュープロジェクト』と西本さんの魅力」「本を出したい人の『誰が書くか』問題」などについてお話しさせていただきました。

会場には、本書の出版元であるぶなのもり代表の 小倉 美保 さん、事前に本をお読みいただいた方、まちづくりや出版に関心の高い方などにお集まりいただき、活発な質疑やご感想をいただきました。

ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました!

「HIRAKU書店」では、今後もオーナーさん主催のミニイベントや読書会などを企画してまいります。

ぜひお気軽にご参加ください。