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【開催レポート】HIRAKU書店ミニイベント#16読書会『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(三宅香帆 著、集英社新書)

2024-07-13
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2024年7月10日、シェア型書店「HIRAKU書店」のオーナーさんが主催するミニイベントシリーズ、第16弾を開催しました。

主催してくださったのは「旅する図書館」さんです。

テーマに合わせた本をさまざまな場に持ちより紹介し合う読書会「旅する図書館」さんは約 9 年前に発足し、

これまで延べ 1000 人近い方が参加されています。

先日HIRAKU 書店の本棚オーナーになってくださり、HIRAKU書店ミニイベントとしても読書会を開催していただく運びとなりました。

その第1回目として選んでくださった課題本は、いま話題沸騰の『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』です。

会の冒頭、主催の旅する図書館さんより本書の要旨について説明があり、

続いてご参加いただいた皆さんがお一人ずつ感想をシェアしながら、活発な意見交換が行われました。

終了後のアンケートでは…

「『読書史』と『労働史』という視点が斬新。明治以降の時代変化がとても興味深かった」

「ストレスが溜まると読書ができなくなるのはよくわかる。多くの人が仕事にストレスを感じているのは問題。

『半身』で働き、読書ができる社会になることを切に願います」

…といった読後感のほか、

「さまざまな方の視点で感想を聞けてよかった」

「年上の方たちが自分にはない物の見方や考えをお話しされていて、とても刺激になった」

…など、本読書会に参加されてのご感想もお寄せいただきました。

旅する図書館さん、ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。

「HIRAKU書店」では、今後もオーナーさん主催のミニイベントを企画してまいります。

ぜひお気軽にご参加ください。

オーナーさんも引き続き募集しております。