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【開催レポート】「あらためて21.5世紀の地域デザインをHIRAKU~未来志向の実践と思考に学ぶ〜」

2024-12-05
Written by:
HIRAKU IKEBUKURO 運営チーム
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【イベントレポート】

2024年12月2日(月)、「あらためて21.5世紀の地域デザインをHIRAKU~未来志向の実践と思考に学ぶ〜」を開催いたしました。本イベントは、9月からHIRAKU IKEBUKURO 01で開催されている第2回企画展「21.5世紀の地域デザイン」の関連トークセッションとなります。

今回は、雑誌「Discover Japan」の総括編集長である高橋俊宏さんをゲストにお迎えし、HIRAKU IKEBUKURO 01のファウンダーである桜井肖典さん、中村陽一さんの3名による、「21.5世紀の地域デザイン」というテーマでトークが繰り広げられました。

雑誌「Discover Japan」とは、「再発見、再編集、再発信」という手法を用いて、地域や日本文化に少しでも興味を持ってもらえるように、日本の魅力を再発見する雑誌です。(現在は、雑誌だけでなくweb、SNS、店舗といった様々な分野で展開しています)

高橋さんは、佐賀県嬉野市を事例として、温泉や嬉野茶、肥前吉田焼といった昔からある地域独自の資源を活用した取り組みを紹介。それを「再発見、再編集、再発信」で、地域の文化資本を見直し、高付加価値化していく取り組みの重要性を語りました。これは地域独自の新たな魅力を見出すのではなく、伝統的な食文化や工芸といった既存の魅力を現代的にアップデートすることで、地域の価値を再構築するといった手法です。その後、トークは3人の間で白熱した語り合いへと発展。さらに参加者を交え、それぞれが考える「21.5世紀の地域デザイン」について意見を交換しました。自由に意見を共有し合い、地域づくりへの理解を深める場となりました。多くの地域で新たなデザインや活性化の取り組みが進んでいくのだという可能性を感じました。

高橋さん、桜井さん、中村さん、そしてご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!

現在開催中の第2回企画展「21.5世紀の地域デザイン」は、12月15日(日)までHIRAKU IKEBUKURO 01でご覧いただけます。この機会にぜひお越しください。お待ちしています!