第2回企画展 クロージングトークイベント あらためて21.5世紀の地域デザインをHIRAKU
9月10日に開幕したHIRAKU IKEBUKURO 01SOCIAL DESIGN LIBRARY 第2回企画展「21.5世紀の地域デザイン―未来に歓迎される生き方・働き方と暮らし方をデザインする」は、人口減少・少子超高齢社会として、とかくネガティブに語られがちな地域の未来を、もっと別の視点から見つめ直してみたいと企画したものです。規模の大きさや範囲の広さのみで測る既存の価値観を少しずらして、地域での生き方・働き方、暮らし方に根ざした実践から考えると見えてくる「21.5世紀の地域デザイン」を、書籍やパネルの展示、トークセッション、地域発のPOPUPなどの多彩なラインナップで約3か月にわたってお届けしてきた本企画展も、いよいよ12月15日に閉幕となります。最終日を前に開催するクロージングトークセッションでは、日本の豊かな文化の魅力を「再発見」し、時流に即した切り口で発信する『Discover Japan』編集長の高橋俊宏さんをゲストにお迎えし、HIRAKU IKEBUKURO のファウンダーふたりとともに公開トークセッションを行います。
桜井肖典(一般社団法人リリース代表)は『Community Based Economy Journal 002 - 美しい経済の風景をつくる旅の記録-』編集長として、また数多くの企業の事業経営を伴走してきた立場から
中村陽一(立教大学名誉教授、株式会社ブルーブラックカンパニー代表)はソーシャルデザインの実践的研究者という立場から
「地方創生」「地域活性化」の最前線で各地を取材されてきた高橋俊宏さんを交えて語り合い、「豊かさを問い直すトレードオン思考の地域デザイン」への糸口を見出していきたいと思います。
ぜひご参加ください。
開催日時 2024/12/02 (月) 18:30 - 20:00
開催場所 HIRAKU IKEBUKURO 01 SOCIAL DESIGN LIBERARY
参加費用 一般 1500円 SOCIALDESIGNLIBRARY会員 1000円
定員 30名 先着順
●登壇者プロフィール(敬称略)
高橋俊宏(たかはし としひろ)株式会社ディスカバー・ジャパン 代表取締役社長Discover Japan 統括編集長岡山県生まれ。建築やインテリア、デザイン系のムックや書籍など幅広いジャンルの出版を手掛けたのち、2008年に日本の魅力を再発見をテーマにした雑誌、Discover Japanを創刊。編集長を務める。2018年11月に株式会社ディスカバー・ジャパンを設立し、代表取締役社長兼統括編集長を務める。雑誌メディアを軸に、イベントや場づくりのプロデュース、デジタル事業や海外展開など積極的に取り組んでいる。現在、環境省グッドライフアワード実行委員、九州観光まちづくりアワード審査員、長門市長門湯本温泉みらい振興評価委員、長崎市DMO推進検討委員、金沢ブランド工芸品開発促進事業審査員、高山市観光経済アドバイザー、高山市メイド・バイ・飛騨高山ブランド認証委員会 委員長などを務める。NHKラジオ「マイあさ!」に隔月でゲスト出演、JFN「オーハッピーモーニング」に毎月ゲスト出演中などメディアを超えて、日本の魅力、地方の素晴らしさを発信中。
桜井肖典(さくらい ゆきのり)一般社団法人リリース共同代表『Community Based Economy Journal(コミュニティ・ベースド・エコノミー・ジャーナル)− 美しい経済の風景をめぐる旅の記録 −』編集長構想家。1977年生まれ。2000年よりデザイン・コンサルティング会社を経営、様々な領域でコンセプトメイキングから空間、商品、サービスまでをデザインする。 2012年より社会性と事業性を両立する「未来が歓迎するビジネス」のデザイン組織としてRELEASE;を京都にて始動。共創によるビジネスデザインを軸に、 大企業や自治体からスタートアップや非営利団体まで、「青く美しい地球に相応しい経済文化」へ向けて、領域横断的なプランニングとディレクションを実践する。2023年、ビジネスが内包している「文化が経済を育て、経済が文化を育む」という側面にスポットを当て、希望の持てる経済活動の選択肢が世の中に増えることを願い、『Community Based Economy Journal (コミュニティ ベースド エコノミー ジャーナル)− 美しい経済の風景をめぐる旅の記録 −』を創刊。
中村陽一(なかむら よういち)立教大学名誉教授、東京大学大学院情報学環特任教授、青森中央学院大学経営法学部特任教授、一般社団法人社会デザイン・ビジネスラボ代表理事、株式会社ブルーブラックカンパニー代表取締役、社会デザイン学会会長。HIRAKU IKEBUKURO 01 SOCIAL DESIGN LIBRARY ファウンダー。東京大学社会情報研究所客員助教授、都留文科大学文学部教授、立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科教授・法学部教授・社会デザイン研究所所長等を経て現職。民学産官協働によるまちづくり、社会デザインの専門家としてNPO/NGO、ソーシャルビジネス、CSR、SDGs、ESG投資等をカバーしている。最新著『社会デザインをひらく』(中村陽一 監修、志塚昌紀・川中大輔・菅井薫・川田虎男 編著、ミネルヴァ書房、2024年)